アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

『鴻上尚史のなにがなんでもほがらか人生相談』

今週のお題「最近おもしろかった本」

鴻上尚史鴻上尚史のなにがなんでもほがらか人生相談』朝日新聞出版

図書館の新刊書コーナーでこの本を見つけた。
私は70代なので、この本に掲載されている相談内容とは残念ながら縁がない。
借りずに帰ろうかと思ったが、表紙カバーに印刷されている本文の抜粋が気になった。

 

 

芭珈紗:学生時代にカルトにハマったけど、この考え方にたどり着いて離脱できた。
それで、鴻上さんがどんな相談に対してこう回答したのか興味が湧いた。
ビン坊:それで借りて読んだのね。
芭珈紗:この回答を探して本を一気に飛ばし読みして、やっと最後から3つ目で発見した。
ビン坊:アンタ、変わってるね。普通そんな読み方しないよ。で、どんな相談だったの?
芭珈紗:「『常に穏便に、言われた通りに生きていれば丸く収まる』というように生きてきました」という42歳の女性で、自分がどうしたいのかわからないって相談だった。
ビン坊:真面目な人にありがちよね。
芭珈紗:鴻上さんは「判断できる情報」を吸収する必要性を説き、「間違っても『世界の真実はこれだ!』なんて本は読まないように」とアドバイスしているの。(p.229)
ビン坊:何にでも正解があるはずだと思い込み、性急に答えを求めるのは危険よね。
そんな人がカルトにハマりやすいと思うわ。

 


鴻上さんは回答の最後にこう語る。

焦る必要はありません。今から一歩一歩、自分の頭で考える、という練習をしていけばいいのです。(p.230)

 

 

 

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