アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

捨てようと思った鞍と鞍下ボアパッドが売れた

30年間放置してあった乗馬の鞍と鞍下ボアパッドが売れた。

月曜日と木曜日は可燃ごみ収集日。この日を目標に何か目障りな物を捨てる努力をしている。

長い間「捨てなければ」と思っていたのが、乗馬の鞍。せめて鞍のカバーだけでも捨てようと4月1日の月曜日に重い腰を上げた。カバーを取ってみると意外に綺麗。ふとダイエー内に買取専門店「○○○○○」があるのを思い出し、写真を撮って買い取ってもらえるか訊きに行った。

 

若い女性の店員さんはいろいろ調べてくれたが、需要がなさそう。「今時、乗馬をする人はいない」「メルカリに出品しても売れなさそう」とのこと。それでも「連絡が入るかもしれないので、また覗いてみてください」と言ってくれた。

 

洗濯した鞍下ボアパッドが乾いたら現物を持ってくると言ったものの、駐車場から店まで運ぶのが大変。その時、以前に2回ほど図書カードを買ってもらった買取専門店があるのを思い出した。そこなら店の前に駐車場がある。行ってみると「値が付くかも」とのこと。

 

ボアパッドが乾いたので、本日3日に小雨の中、小柄な白髪の老婆が細腕で重い鞍を抱えて店まで運びました。はぁ~。

買取価格は鞍が5,000円。鞍下ボアパッドが200円。確か鞍は20万か40万円したはず。メルカリで同じメーカーの鞍が69,000円で出ていたが、私はメルカリを利用するテクニックがなく交渉も煩わしいので、買ってくれるだけでもありがたいと思い、引き取ってもらうことにした。引き取り手がなければ、市の粗大ごみ受付センターにお願いしようと思っていたくらいだ。鞍は45リットルのゴミ袋に入り、10㎏以下(10㎏の米袋より軽い)と思われるので手数料は無料のはず。でも今後は有料になるかもしれないので、早期に処分するに限る。

 

帰り際に手延べそうめんをもらった。

日々、節約に徹しているので、素直にうれしい。

 

運動神経の鈍い私が、何故40歳代になってから乗馬を始めたのかと言うと、40歳の頃に転勤した職場が余りにも大変で、ストレスが溜まったからだ。ダイビングと乗馬という命がけのスポーツをしている時だけ、職場の事が忘れられた。お陰で精神を病むことなく乗り越えることができ、この2つは自分にとって必要なことだったと思っている。