アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

無理しないのが長寿の秘訣?

今週のお題「やる気が出ない」

学生時代の知人Nさんは30歳を目前にして亡くなった。コスモスのような人だった。
私が大学に入学した頃は学生運動が盛んで、何かをせずには居られない雰囲気に覆われていた。

 

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芭珈紗:私もNさんも大学時代に某団体に入った。Nさんは学生運動を少しかじった後、疑問を感じて某団体に入った。
ビン坊:常に生き方が問われている時代だったよね。
芭珈紗:私は活動に消極的だったから、Nさんに「真剣にやらないと、人生、しっぺ返しがある」って言われたなぁ。
ビン坊:Nさんって、どんな人だったの?
芭珈紗:真面目でいい人だった。実力者に庇護されて、一定の役割を果たすタイプね。
ビン坊:で、Nさん、その後どうなったの?
芭珈紗:某団体関連の所に就職して、団体の幹部としても活躍してた。
ある時、「余りのしんどさに成長するのを止めようかと思う時がある」って話してた。
で、30歳を目前にして突然亡くなった。
ビン坊:死因は過労なの?
芭珈紗:知人から「逝去の数日前に会ったら、顔が土色だった」と聞いた。
ビン坊:その団体のやってる事、やりがい搾取なんじゃないの?
若者の使命感をうまく利用して無理させてるわ。


  やりがい搾取のイラスト
時代は変わる。某団体は「昔は乙女、今は惨め」の年寄りばかり。
「真剣にやればやる程、しっぺ返し」で、「国立大を出て無年金」の知人が2人。
「やる気が出ない」のは「理性のつぶやき」や「身体の悲鳴」かもしれない。
周囲の期待に応えて頑張り過ぎるのは、身体に良くないかもと思う今日この頃。

 

 

先週のお題「おうち時間2021」2つ目はこちら 

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