アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

聞いた話⑦ 災いは根もとから断て~まるで漫画

理科を担当する高校教諭の知人から聞いた話である。

知人の同僚Kさんが顕微鏡を使って生物実験をした時、イタズラをする生徒がいて困ったそうだ。

f:id:norika8500:20210510194105j:plain


芭珈紗:実験室の水道水を出したまま蛇口に指を当てて水を飛ばすらしい。
ビン坊:注意したらいいのに。
芭珈紗:それが、Kさんが机間指導で生徒の顕微鏡を覗き込んだ隙に後ろから水を飛ばすから、現場を押さえられないらしい。
ビン坊:生徒になめられてるのかしら。
芭珈紗:長身で体格のいい男性で声も大きいそうよ。怖い雰囲気じゃないらしいけど。
ビン坊:フ~ン。実験助手さんがいるんじゃないの。
芭珈紗:手伝いを断ってたらしい。ほら、いろいろ事情があるじゃない。
ビン坊:で、どうしたの?
芭珈紗:隣の準備室に大きな水道バルブがあって、実験の説明が済んだら、知人とKさんでバルブを閉めたんだって。
ビン坊:生徒に手を焼いて、いい大人が二人してバルブを開け閉めしてるなんて、まるで漫画よね。
   バルブのイラスト


人それぞれ、いろんな思いをして生活の糧を得ているのだと実感する今日この頃。

 

 

norika8500.hatenadiary.com