アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

最近、初めて深呼吸で血圧をコントロールしました

今週のお題「最近、初めて〇〇しました」

「最近」と言っても4月12日のことであるが、「初めて深呼吸で血圧をコントロールしました」

私は年2回、掛かりつけのクリニックで健診をしてもらっている。健診項目の中でも両手足にベルトを巻いて圧力をかけ測定する血圧・動脈の硬さの測定が苦痛である。

クリニックで血圧を測定すると値が高めに出るので、自宅で測定したデータを医師に提示している。

ところが、4月の健診日前に血圧を測定したところ、血圧計の具合が変で測定値がやや高めに出てしまった。乾電池を入れ替えても改善されないので、とりあえず高めのデータを持参し健診に臨んだ。

 

もし、いつも通りクリニックでの測定値が高かったら医師は「薬を飲め」と言うに違いない。薬の服用を避けるためには、ここで何としても正常な値を出すしかない。

 

私は小柄で、上半身が貧相で体力がなく、ヘタレである。特に70歳を過ぎてからは血圧の測定が辛く、只々、ベルトが両手足を締め付けて来るのを耐えるのみであった。

 

だがしかし、今回はベッドの上で脳裏に「困難には立ち向かわなければならない」という言葉が閃いた。怯えて耐えているのではなく、ここは、副交感神経に働いてもらって正常値をたたき出すしかないと思い、ベルトが手足を締め付けて来る瞬間に大きく深呼吸をした。

 

健診後、医師から「血圧の値は正常」と告げられた時はちょっと驚いた。

赤矢印が血圧のデータ 左:前回2023年9月25日 右:今回2024年4月12日

私自身はヘタレでも、私の副交感神経はしっかり働いて血圧を下げてくれたようだ。

 

ただ、最近、

今年4月から、特定健診における高血圧での受診勧奨と判定する基準(mmHg)が、現在の「収縮期140/拡張期90」から「収縮期160/拡張期100」へと変更されることになった。数字の上では違いが分かりにくいが、「受診勧奨される人が10分の1になる」のです。

という情報に接したので、頭の中に????がいっぱい。今後の動きを注視していきたい。