アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

最近、初めて人目を盗んでズルしました

今週のお題「最近、初めて〇〇しました」

「最近」と言っても4月のことであるが、「初めて人目を盗んでズルしました」

 

私の地域の可燃ごみ収集日は月曜日と木曜日。1回に出せるごみの量は1世帯につき3袋まで。

ウォーターベッドを解体してできた大量の可燃ごみは何回にも分けて出さねばならぬ。

 

私の地域では生ごみを食い荒らすカラスがいて、私はカラス対策として生ごみは古いキャリーケースに入れて出すことにしている。

さて、ごみ収集日の月曜日、生ごみはキャリーケースに入れベッドの残骸はケース横に置き、合計6袋くらい出しておいたのだが、咎められることもなく全部持って行ってもらえた。

これに味を占めて、次の収集日の木曜日にも合計6袋くらい出しておいたら、ピンポンが鳴って係の人から「ごみは3袋までです」と注意を受けてしまった。生ごみ優先と思った私は、キャリーケースの分だけ持って行ってもらった。

 

さて、次の収集日の月曜日のことである。ごみを規定通り3袋に限定して出していたのだが、係の人の様子がいつもと違う。

いつもは、収集車の運転手さんともう一人の人が連れ立ってやってくる。我が家のごみは運転者さんが車を降りて回収する段取りのようである。

しかし、その日は収集車より先に一人の人が徒歩で近隣のごみ袋を集めて一カ所(我が家のほぼ前)にかためて置いていくではないか。

 

しばらく見ていると、徒歩の人は先に行ってしまい、収集車はまだ来ないという空白の時間ができた。

 

私はズボラではあるが根が真面目で、決まりごとは杓子定規に守る方である。機転がきかず要領が悪く、いつも損ばかりしている。

 

だがしかし、ベッドの残骸がいつまでも玄関に鎮座しているのは如何なものか。一刻も早く処分してしまいたいという衝動にかられ、残っていた最後のごみ袋を3つ持ち出して、人目を盗んでごみの山に紛れ込ませた。

 

政治家のする悪事に比べたら、こんなことはズルのうちに入りませんよね。