アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

「タバコからの卒業」決め手は誇りの奪還

今週のお題「〇〇からの卒業」

1998年、47歳の時にタバコを辞めた。
その間の事情を詳しく書けば短編小説になるほど。でも、誰も読まんだろうし、書かんけど。

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芭珈紗:私、47歳の時、タバコを辞めた。
ビン坊:家を買った年よね。
芭珈紗:そう。当時住んでいた長屋で隣室のご主人のイビキがうるさくて安眠できず、体調が悪化。そんな時、ご主人が工務店をしているという同僚に声を掛けられて、家を買った。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:知人に猛反対されて中止しようと思ったけど「そんなことをされたら倒産する」と泣き付かれた。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:資金がなかったから、多額のローンを組んで買った。
ビン坊:で、節約のために禁煙したの?
芭珈紗:それもあるけど、最大の理由はタバコの値上げ。
ビン坊:そう言えば、1998年に「たばこ特別税」が創設されたわね。
芭珈紗:そう。課税目的が旧国鉄の債務処理と知って、ビックリ。
ニコチン依存症の人を債務処理に利用すると思うと腹が立った。
ビン坊:それで禁煙したのね。
芭珈紗:「旧国鉄の債務処理より自分のローン返済が先」と思うと禁断症状も出なかった。
これ以上、うまく利用されたくはなかった。
ビン坊:アンタにそんなプライドがあるとは思わなかったわ。

 


 いろいろな禁煙のイラスト(女性・禁煙成功)

 

家は雨漏りがしたりと色々あったが、様々な人間模様を見せてもらったと思い、今後の糧にするつもりである。

 

 

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