アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

不燃小物を3つ捨てた

私は切羽詰まらないと行動できないタイプ。しかし、昨年1月に義妹が急逝したのを契機に身辺整理に真面目に取り組むようになった。まずは、小物から少しずつ。

 

芭珈紗:15㎝四方以内の不燃小物は市民センターで回収してくれる。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:キッチンの引き出しにあった不要物を3つ捨てた。
ビン坊:不要物って何?
芭珈紗:カーペット鋲2箱と茶こしと果物ナイフ
ビン坊:いろんな物を溜め込んでたのね。その都度、捨てなくちゃ。

f:id:norika8500:20201114101729j:plain

不燃小物を捨てに行った市民センターの駐車場にある木。花が気に入っている。

f:id:norika8500:20201114101804j:plain

木の名前を調べたいが、2階の図書館に入るにはコロナ対策のためのチェックがある。それが面倒でためらっている。

ここを起点に散歩。バスの車窓からは気が付かなかったけど・・・。

f:id:norika8500:20201114101847j:plain

商店街にサンタがいた。

f:id:norika8500:20201114101926j:plain

たまには歩いてみるもんだ。

押入れに転がるコレ、いったい何?

3階の押入れに入れたままの扁平な箱があり、処分することにした。箱を開けるとノートパソコンの箱が入っていた。外箱は捨て、中の箱はパソコン廃棄時のために取っておくことにした。が、問題はその箱の奥。得体の知れない物体が転がっていた。

芭珈紗:断捨離のやましたひでこ氏が、「押入れを開けると『知らないおじさん』がいる」と例え話をされてたけど、私の家には、そんな得体の知れない物はないと思ってた。

f:id:norika8500:20201113151433j:plain

ビン坊:フ~ン
芭珈紗:でも、転がってた。しかもホコリにまみれて瀕死の状態で・・・。
ビン坊:で、それ何だったの?
芭珈紗:全く心当たりがなくて困った。
ビン坊:アンタ以外、誰も持ち込まないでしょ。
芭珈紗:そうなの。だからひょっとすると、3階にあるウォーターベッド関連の部品かもと思って、取扱説明書を読んでみた。
ビン坊:「知らないおじさん」の身元調査に乗り出したわけね。
芭珈紗:取説によると、温度調節をするコントローラーのホルダーを支えるアングルという鋼材だった。
ビン坊:アンタ、取説はちゃんと読まないとダメよ。ほんと横着なんだから。

f:id:norika8500:20201113151531j:plain

今までアングルの存在には気が付かず、コントローラーは床の上に置いていた。いつか断行せねばならないウォーターベッドの処分のことを考えると気が重い。

SASボートコートを捨てた

40歳代の頃、スキューバダイビングに凝っていた。ものすごく騒々しい職場環境に疲れ果て、静寂を求めての行動だった。その頃、ボートの上で着ていたコートを可燃ゴミとして出した。

f:id:norika8500:20201112075106j:plain

芭珈紗:ダイビング器材やスーツは劣化してきたので10年程前に捨てたけど、ボートコートはレインコート代わりになるかもと思って取っておいた。
ビン坊:で、雨の日に着たわけ?
芭珈紗:何回か着たけど、厚手だから汗をかいて蒸れるのよ。
ビン坊:そりゃ、風や波しぶきをシャットアウトできるコートだもの。
芭珈紗:それに街中で着ると結構目立つのよ。
ビン坊:ギャルかと思って顔を見て婆さんだったら、ビックリだもんね。
芭珈紗:その発言、人前でしない方がいいわよ。
ビン坊:あら、失言だったわ。
芭珈紗:当時買った写真集はもう少し持っておくことにする。
ビン坊:大きな本ね。歳を取って持ち運べなくなったら、図書館に寄贈するといいと思うわ。

f:id:norika8500:20201112075143j:plain

スポーツは苦手、英語も話せない私が、一人で南の島に出掛ける程、当時のストレスは大きかった。しかし、そのストレスのお陰で水中の世界をかいま見ることが出来たとは、皮肉なものだ。

生命保険の家族登録完了

現役を退いた時、身内の者を受取人にして少額ながら生命保険に入った。その後、私が認知症などになった時、登録した家族が手続きなどを代理できる制度が始まり、家族登録を勧められていた。

   保険会社のイラスト

芭珈紗:非常勤の仕事を辞め心に余裕が出来たので、終活を始めた。まず、身内の者の許可を取って、生命保険の家族と契約者代理人の登録をした。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:身内の者に生命保険のことを伝えておかないと、万が一の時、死亡保険金の請求が出来ないから。
ビン坊:エ~ッ、今まで内緒にしていたの?
芭珈紗:私、死ぬ気がしなかったから、忙しさにかまけて放置してた。
ビン坊:アンタ、それ呑気すぎるから。
芭珈紗:今回、ダイレクトサービスに加入して、ネットで手続きしたんだけど・・・。
ビン坊:何かあったの?
芭珈紗:家族の住所の入力で手こずった。「住所の入力に間違いがあります」って表示が出た。いろいろ試してやっとうまくいった。
ビン坊:フ~ン、何が原因だったの?
芭珈紗:全角で入力してるのに数字が半角で表示されてしまってた。それに気付いて数字を全角に直したらうまくいった。
ビン坊:アンタ、毎日PCで苦戦してるよね。これからの社会で生活していけるのかしら。

   パソコンを使うお婆さんのイラスト

今後、遺族目線でクレジットカードやら何やら整理していかねばならない。大変である。

ブログ記事にヒントあり

家計簿を付けるため、Excelを起動しようとしたら「Officeを更新しています。しばらくお待ちください」と表示が出た。しばらく待つと「アプリを正しく起動できませんでした。0xc0000142」と出た。何度も試みたが反応は同じ。う~ん、困った。

f:id:norika8500:20201110122555j:plain

芭珈紗:以前、同じ事が起きた時は、いつの間にか解消してたのに・・・。
ビン坊:で、どうしたの?
芭珈紗:「Officeが更新できない」で検索した。
ビン坊:そしたら?
芭珈紗:Microsoft サポートに「コントロールパネルからOfficeを修復する」という項目があった。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:修復するのにパスワードが必要になって、入力したら「パスワードが違います」って表示が出た。
ビン坊:アラ~ァ、万事休す!
芭珈紗:そこで、運よく同じ状況に陥った人のブログを発見した。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:そのブログに「その後、再起動しても解決されず(普通はこれで直るが、何度か『しばらく放置しては再起動』しても、今回はだめだった)」とあったので、「まずは再起動だ」と思って実行したらうまくいった。ブロガーさんありがとう。
ビン坊:よかったね。
芭珈紗:ところが、そこで気が付いた。サポートの「コントロール パネルから Office を修復する」の文字の上に小さな字で「アプリケーションを再起動すると、問題が解消することがあります」と書いてある。あのジタバタした時間は何だったのか。
ビン坊:アンタ、もっと落ち着いて、小さな字もシッカリ読まないと。

   うっかりした人のイラスト(女性)

幾つになっても、ウッカリが治らない。困ったものだ。

 

投資を始めたが・・④ 19,520円の含み損

昨日、株式会社 良品計画から株主総会招集通知が届いた。私が保有する数少ない国内株式のうち、含み損を抱えていないのはここだけ。何やら日経平均が29年ぶりの高値更新とのこと。よい機会なので、昨年(2019年)8月に始めた投資について整理してみた。現時点(2020年11月9日前場終了時)での含み損は19,520円だ。

 

f:id:norika8500:20201109125247j:plain

             評価損益
国内株式 -96,803円
投資信託  77,283円
合計   -19,520円

売却益   32,100円
配当金   44,441円 

トータルの利益 57,021円

 

芭珈紗:7月には含み損が16万円もあったけど、2万円弱に減って安心した。
ビン坊:日経平均が24799.22で、株価爆上げ中なのに、含み損なの?
芭珈紗:まあ、株価が下がった時に狼狽売りしなくて良かった、としておこう。
ビン坊:アンタ、しばらく「死んだ振り投資」するとか言ってたよね。
芭珈紗:うん、株の売買のことはズ~ッと忘れてた。
ビン坊:今後は、ボ~ッとしてちゃダメよ。経済が不調なのに株価だけ上がるなんてバブル到来かも。バブル崩壊に巻き込まれないよう気を付けてね。
    パソコンでチャートを見る女性のイラスト 
まだ19,520円の損失があるので、株の売却益と配当金も併せて計算してみた。トータルの利益は57,021円となり、損をしていないだけマシという状態。「ボケ防止と社会勉強」と割り切ろう。

 norika8500.hatenadiary.com

 

当事者には深刻な「星の子」問題

はてなブロブ今週のお題は「最近見た映画」なので、「星の子」について書こうと思う。いえ、映画を見たのではありません。予告編とあらすじ、見た人の感想を見ただけ。「それでは『見た映画』とは言えない」とご立腹の貴男&貴女、ご指摘の通り。ですが、ここは寛大なお心でどうかお目こぼしを。 

f:id:norika8500:20201108152931p:plain

芭珈紗:某宗教団体のメンバーだった女性が、「『星の子』を見るつもりだったけど、洗脳されてた過去の自分を見るようで、結局、映画館に行かなかった」と語っていた。
ビン坊:「星の子」って、どんな映画なの?
芭珈紗:新興宗教にのめり込む両親のもとで成長していく娘の姿、苦悩を描いた映画。主人公を芦田愛菜さんが演じてる。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:○○の科学総裁の長男宏洋氏は「星の子」を見たらしい。YouTubeで「再現度がすごい」って○○の科学がモデルのような発言をしてる。もっとも○○の科学の幹部は「全く違う」って否定してるけど。
ビン坊:宏洋氏の言いたいことは分かるけど、どこの宗教団体も似てる点があって、宗教団体あるあるだと思うわ。
芭珈紗:映画の中で、雄三おじさんが「騙されているから目を覚ましてくれ」と訴える場面があるんだけど、本人が自分で気付くまでは周囲が何を言っても無駄ね。特に、子供が親を説得するのは難しい。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:両親はいつしか仕事を辞め、教団からの紹介先で働き始めるんだけど、危険だわ。家も次第に小さいものに引越しするって、老後の蓄えはあるのかしら。
ビン坊:アンタ、映画の中の話しなのに変なこと心配するのね。
芭珈紗:だって現実に、独身でも生活できる職に就きながら、教団関係の仕事をしている男性と結婚、退職して、経済苦の知人がいる。貧乏になった両親を介護して見送った女性の話しも聞いた。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:私の実家も大変な目に遭ってるし。
ビン坊:事実は小説よりも奇なり、ってことか。

   流れ星・星空のイラスト

私が、最も興味深いのは、「教団幹部は教義や教祖を信じているのか、それとも、仕事として割り切っているのか」と言うことである。でも、そんなこと、他人には言いませんよね。

 

 先週のお題「急に寒いやん」はこちら

norika8500.hatenadiary.com

 

norika8500.hatenadiary.com

 

norika8500.hatenadiary.com