アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

SASボートコートを捨てた

40歳代の頃、スキューバダイビングに凝っていた。ものすごく騒々しい職場環境に疲れ果て、静寂を求めての行動だった。その頃、ボートの上で着ていたコートを可燃ゴミとして出した。

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芭珈紗:ダイビング器材やスーツは劣化してきたので10年程前に捨てたけど、ボートコートはレインコート代わりになるかもと思って取っておいた。
ビン坊:で、雨の日に着たわけ?
芭珈紗:何回か着たけど、厚手だから汗をかいて蒸れるのよ。
ビン坊:そりゃ、風や波しぶきをシャットアウトできるコートだもの。
芭珈紗:それに街中で着ると結構目立つのよ。
ビン坊:ギャルかと思って顔を見て婆さんだったら、ビックリだもんね。
芭珈紗:その発言、人前でしない方がいいわよ。
ビン坊:あら、失言だったわ。
芭珈紗:当時買った写真集はもう少し持っておくことにする。
ビン坊:大きな本ね。歳を取って持ち運べなくなったら、図書館に寄贈するといいと思うわ。

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スポーツは苦手、英語も話せない私が、一人で南の島に出掛ける程、当時のストレスは大きかった。しかし、そのストレスのお陰で水中の世界をかいま見ることが出来たとは、皮肉なものだ。