アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

黒ニンニクを作ってみた

黒ニンニクを作ってみた。初めてにしては、まずまずの出来で美味しい。

以前、スーパーで黒ニンニクを買ったことがある。国産ニンニク4個入りで980円。ボーナスポイントが100円分付いていた時に買ったが、そう度々買える値段ではない。

 

炊飯器を使えば自分で作れるが、炊飯器はニンニクの匂いが付いて別の用途には使えなくなるという。

 

手持ちの炊飯器は11年前に購入したもの。内釜内面のフッ素樹脂加工が剥がれてきている。以前はお好み焼きや甘酒を作るのに使っていたが、最近はシンク下で眠っていた。

 

そろそろ捨て時か。捨てる前に一仕事してもらおうと、黒ニンニクを作ることにした。

 

最大3合の米しか炊けない小型炊飯器なので、ニンニク3個入の袋を3袋購入。1袋98円。

これなら失敗しても諦めがつく。

 

作り方はYouTube番組を2本見て学習した。

私は軽薄で、他人の意見を鵜吞みにして失敗する傾向があるので、お二人の意見を比較検討してみた。

Aさんは、内釜に新聞紙を敷き保温1週間目に様子を見て2週間目で保温終了。

Bさんは、内釜にキッチンタオルを敷き保温11日目に様子を見て2週間目で保温終了。

室内で保温すると臭いので、室外で保温せよとのこと。

 

私は新聞を購読していないので、キッチンタオルを使用。室外で利用できるコンセントは1階の車庫にしかないので、ここで保温することにした。

 

5月3日保温開始。

8日、炊飯器に被せてあった段ボール箱にカラスがつついた跡を発見。車庫が空になった隙にカラスが来たらしい。カラスの害を防ぐため、段ボール箱を2重にしてハードキャリーケースに入れた。この作業の時、プラグがコンセントから外れ挿し直した。

10日、保温開始1週間目。様子を見たら、保温されていないことが判明。8日にプラグを挿し直した時、保温が中断されたのだろう。迂闊だった。

18日、保温開始2週間+1日目。2日のブランクを考慮して+1日のタイミングでニンニクの様子を観察した。

 

蓋を開けると

キッチンタオルが変色していた。

 

キッチンタオルを取ると

中身は冒頭の写真どうり真っ黒。あと天日干しをすると良いそうだ。

1個を3日で食べるとすると3×9=27で1ヶ月持ちそう。

 

年老いて黒ニンニクが作れなくなったら、人様の手を借りて高価な黒ニンニクを食べねばならぬ。その日のためにせっせと節約に励もう。