アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

今週のお題「かける」その2・・・鍵を掛ける

今週のお題「かける」

先日、「泥棒が狙う家の特徴」という動画を見た。解説者が一貫して強調していたのが、鍵を掛けることの大切さ。私は過去に2回、鍵を掛け忘れて不審者に侵入されたことがある。


芭珈紗:30歳の頃、木造モルタル造りの文化住宅の1階に住んでいた。ある日、真夜中にハッと目を覚ますと足元に若い男の人が立っていた。
ビン坊:は~ぁ、どういうこと?
芭珈紗:キッチン隣の和室の電気を点けたまま、半裸で俯せに寝てしまってたらしい。
ビン坊:随分大胆な生活をしてたのね。
芭珈紗:キッチンの窓の鍵が開いていて、不審者は窓から手を伸ばして玄関のドアを開錠して侵入したらしい、
ビン坊:で、どうなったの?
芭珈紗:私が咄嗟に玄関のドアを指さしたら「ハイ、出ます」って退散した。
ビン坊:アンタ、昔は凜々しかったのね。
芭珈紗:口の悪い同僚が「その人、寝てるのは男か女か若いか年寄りか、じっと見てたんじゃないの?」って言ってた。
ビン坊:2回目はどんな状況だったの?
芭珈紗:ある日、帰宅したら庭に面した和室に小銭が何枚か落ちていた。変だと思って見回すと、押し入れが開けられて布団が引っ張り出されてた。
ビン坊:それは、どういうこと?
芭珈紗:和室のガラス戸の上に小窓があってその鍵が開いていた。そこから不審者が侵入した時に、ポケットの小銭が落ちたんだと思う。庭にはコンクリートの段があってそこにポリバケツが逆さまに置いてあった。
ビン坊:きっとポリバケツを足場にして小窓から侵入したのね。
芭珈紗:さすがに気分が悪くなって、そこからは早々に引っ越したわ。
ビン坊:1階なのに鍵を掛け忘れるなんて無防備過ぎたね。アンタ、今じゃ金も色気もないバアサンだから大丈夫なんて油断したらダメよ。

 

以上、今週のお題「かける」その2・・・「鍵を掛ける」でした。

 

 

 

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