アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

聞いた話⑤ 3階から水漏れ~水着に着替えようかと思った

理科を担当する高校教諭の知人から聞いた話である。


当時、知人と同じ教科に「皇太后」と呼ばれるオバサン教員が転勤して来たそうだ。
周囲の人が「一緒の部屋にいない方がいい」と言うので、知人は分掌の補佐を志願して大職員室に避難したという。

 

芭珈紗:ある朝、理科棟の2階の教員が「3階から水が漏れている」と知人のところへ駆け込んできたらしい。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:知人が3階へ行ってみると、準備室と隣の実験室が床上30㎝のプール状態。
思わず、水着に着替えようかと思ったらしい。
よく見ると、実験室の水槽に水を入れる蛇口が開いたまま。
ビン坊:アチャ~
芭珈紗:知人は、同僚の手を借りて、水を廊下へ出し非常階段から外へ排水したらしい。
ビン坊:大変だったわね。
芭珈紗:作業が終了した頃、3階住人のK氏が出勤し「何かあったんですか?」と涼しい顔。
ビン坊:仕事が終わったあとに登場する人っているよね。
芭珈紗:聞いてみれば、犯人はK氏。天体観測の付き添いをするついでに水槽の水を替えようとして、水を止め忘れて帰宅したらしい。
ビン坊:どの職場にもいろんな人がいて、いろんな事件を起こすのよね。

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しかし、うっかりミスは他人事ではない。
先日、フライパンで炒め物をして、「あとは余熱で」と思い、火を止めた、
つもりだったが弱火になっていた。焦げ臭いので気が付いたが、火には用心、用心。