アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

コートの買い替えは延期

5、6年前に購入した黒のダウンコートが古くなったので買い替えようと思っていたが、やめた。このコートより気に入る品を見つけるのは難しいと思うからだ。

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芭珈紗:今着ているコートは、オバサンっぽく見えないので気に入ってる。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:でも実は、オバサン向きなの。袖も指先までスッポリ包んでくれるし、丈も長いから暖かい。
ビン坊:フ~ン、それじゃあ手放せないよね。
芭珈紗:でも実は、ボロボロなの。
ビン坊:ハ~ァ?
芭珈紗:1番下のボタンは回りが破れてるし、袖の縁がすり切れてるし。
ビン坊:アラ~ァ
芭珈紗:でも、そんな事、言わなきゃ誰も気付かない。暖かくてオバサンっぽくなければ、私は満足。
ビン坊:安くて、暖かくて、オバサンっぽくないコートが見つかるといいわね。

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数年前、トレンチコートが欲しくなった。参考にしようと電車の中で回りの人のトレンチコートをキョロキョロ見ていたら、若い女性が飛んできて席を譲ると申し出てくれた。勘違いされたようだ。コート探しに熱中するあまり、変なオバサンに間違われないよう気を付けよう。