アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

これだけは着古してから捨てよう

昔からお洒落にはあまり関心がなかった。しかし、服を着ないわけにはいかないので、ある時期には通勤帰りにモール街にある洋品店に立ち寄って、洋服を買っていた。30年以上前にその店で買った服が1着タンスに眠っていた。

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芭珈紗:今の家に転居した頃は更年期の真っ最中。体調は最悪で、ユッタリした服しか着られなくなった。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:それで理由を話して、細身の服は近所の知人にもらって頂いた。
ビン坊:ヘ~ェ
芭珈紗:あれから22年、当時着ていたブラウスがタンスの中に1着。確か2万円以上したはず。全然、傷んでないの。
ビン坊:ヘ~ェ
芭珈紗:最近、春と秋が短くなった気がしない?着る時がないまま、現在に到ってるの。
ビン坊:捨てるに捨てられずなのね。
芭珈紗:昨日、すごく暖かかったので、思いついたの。
ビン坊:何を?
芭珈紗:セーターの上に着て外出できるって。腰まで隠せるし、着る人を上品に見せてくれる優れもの。すり切れるまで着てから捨てることにした。
ビン坊:さあ、アンタとブラウス、どちらが先にすり切れるかしら。

現役時代は、ストレス解消のため、よく服を買っていた。最近は、ストレスもなく、必要に迫られなければ服は買わない。ある物を大切にして節約に努めたい。