アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

「夜潜る」~色が差す瞬間~

他の方のブログを見ていたら「夜潜る」というタイトルがあった。「ナイトダイビングの話しか?」と思い読んでみたら、そうではなく高尚な内容だった。大変失礼しました。でも、回想が止まらない。

 

芭珈紗:モルディブでナイトダイビングをしたことを思い出し、ログブックを調べてみた。

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ビン坊:えらく古いログブックやね。
芭珈紗:それは1冊目。それじゃなく2冊目の上のページのNo.86がナイトダイビングの記録。

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ビン坊:ヘ~ェ
芭珈紗:バディがいないとタンクを貸してもらえない。で、1人で来ていた日本人の若者が「ナイトダイビングをしませんか」って誘ってくれた。夜でボートも出ないから、岸からロープを伝ってエントリーした。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:海中は真っ暗だけど、水中ライトで照らすと色が差す瞬間があってカラフルな魚が浮かび上がる。幻想的よ。
ビン坊:アンタ、独身貴族をいいことに40歳過ぎても遊び回って青春してたわけ?

 

決してそうではない。40歳の時に転勤した職場が異常に騒々しく、心身ともに疲れ果てた。海洋療法のつもりで静寂を求めてスキューバダイビングを始めたのだ。20歳代だったら転職していたかもしれない。まあ、色々あったけど、今は昔。生きてるだけで儲けものとしよう。