アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

2.14は脱毛記念日

「ヘアサロン抜けてますよと声がして2.14(ニテンイチヨン)脱毛記念日」

明日45歳という2月14日のこと。髪をカット中の美容師さんに「後頭部、毛が抜けてますよ」と指摘された。それが2年以上に渡る円形脱毛症との付き合いの始まりだった。

 

芭珈紗:当時は、更年期の真っ最中。ホットフラッシュで大変だった。高い所から下を見ると気分が悪くなるし・・・。
ビン坊:アンタが更年期障害ね~ぇ。
芭珈紗:よくそう言われたけど、ハゲを見せたらと信じてもらえた。
ビン坊:ある意味、ラッキーだったわね。
芭珈紗:医者に掛かってもハゲは大きくなるばかり。こうなれば潜って治すしかないと、海洋療法と称してロタにスキューバダイビングに出掛けた。

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ハゲは大判のハンカチでバンダナキャップを作って隠した。  

 

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ビン坊:フ~ン。
芭珈紗:ホテルでフロント係の若い女性がキャップを「ナイス」って褒めてくれた。「ストレスで円形脱毛症になったので、ハゲを隠している」と説明したけど怪訝な顔してた。
ビン坊:そりゃそうよ。お気楽な顔して下手な英語で説明しても、分からんと思うよ。”Thank you”って言っとけばいいのよ。

 

 

吉野雄輔氏「地球2/3海」より

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季節の関係でこのポイントには潜れなかった。

ダイビングショップのオーナーの奥さんの紹介で、別のホテルの一室でリラクゼーションの施術を受けた。セラピストにハゲのことを話すと”Stress?”とか”イタイ?”とか一定の理解と興味を示してくれた。

     オイルマッサージのイラスト
バレンタインデーが近くなると、円形脱毛症にまつわるアレコレを思い出す。