今週のお題「自分に贈りたいもの」
芭珈紗：今週のお題「自分に贈りたいもの」について考えてみたけど、シックリこない。
ビン坊：あら、どうして？
芭珈紗：買って贈るとしたら、お金を出すのは自分だから、欲しければ単に「買う」って言えばいいと思う。「自分に贈る」って無駄な消費を喚起する魔法の言葉じゃないかしら。
ビン坊：アンタ、ロマンがないわね。頑張ってる自分を労おうという気持ちはないの？
芭珈紗：「自分にご褒美」という発想は昔からなかったな。欲しければ買ってたけど、
ご褒美のつもりじゃない。今では物欲もなくなり、必要なものだけしか買わなくなった。
ビン坊：ものの管理が面倒になったのよね。歳を取った証拠よ。
誰かがくれるとしたら贈って欲しいものはないの？お金はどう？
芭珈紗：お金は「ない、ない」と言いながら、工夫して貯めるのが楽しいのよ。
大金を貰っても嬉しいかどうか。
ビン坊：何か欲しいものはないの？
芭珈紗：何でも貰えるとしたら、頑健な身体かな？体力がなくて何度も悔しい思いをした。
ビン坊：フ～ン
芭珈紗：でも、身体が丈夫だからと言って幸運とは限らない。
ビン坊：どういうこと？
芭珈紗：「健康が取り柄」と言ってた人とスポーツウーマンが40代でガンで亡くなってる。
ビン坊：まだまだ活躍できたのに残念ね。
芭珈紗：私、54歳の時、重責を担って不整脈が出た。服薬して乗り切って今は元気。
50代の頃、腎臓結石にもなったけど、今は正常。
ビン坊：アンタ、自分の臓器に「働いてくれてありがとう」の言葉を贈ってもいいんじゃない。
芭珈紗：なるほど。「自分に贈りたいもの」は「ありがとうの言葉」ってことか。
私、最近、健康のために食べ物に気を使うようになった。
カカオ70％以上のチョコレートが身体にいいって聞いたから、今日はこれを買ってみた。
ビン坊：アンタ、さっきからゴチャゴチャ言ってるけど、これ「自分に贈りたいもの」だよね。
最近、介護費用が潤沢でないなら、健康寿命を延ばそうと考え始めた。
もっと、自分に投資してもいいかもしれない。
