アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

今夏の冷房使用はまだ1回

この夏はまだ1回しかエアコンを使っていない。電気代節約のためでもあるが、私は冷え性でエアコンのない生活に慣れているのだ。22年前の夏、ここに転居した時は多額のローンを抱えエアコンを買う余裕もなかった。しかし、高台にあるこの家は結構涼しいことに気が付き、3年前までエアコンなしで過ごしてきた。

 

芭珈紗:私、冷房には苦い経験があるの。
ビン坊:どんな?
芭珈紗:ある年の夏、冷房の効いた部屋に閉じこもってたら、秋口になって腕の関節が痛んだ。
ビン坊:ヘ~ェ、だから、この猛暑にエアコンつけないの?
芭珈紗:私の家、高台にあって涼しいの。狭いけど窓だけは多くて風がビュンビュン。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:冷蔵庫の扉にマグネットで貼った紙が、時々飛ぶくらい。
ビン坊:ヘ~ェ
芭珈紗:風が目の前の山から冷気を運んでくれる。もう天国よ。
ビン坊:フ~ン
芭珈紗:勿論、汗もかく。でも、この間いいこと聞いちゃった。
ビン坊:何、聞いたの?
芭珈紗:「汗は最高の化粧水」だって。汗をかけば化粧水は不要。
ビン坊:ズボラで倹約家のアンタが喜びそうな話しやね。夏は天国でも、冬は路面の凍結と交通事故に気を付けなさいよ。暖房費ケチって凍死しないようにね。

      

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家賃の支払いがなく静かに暮らせるだけが取り柄の今の生活。何時までこの家に住めるかが今後の課題。ボンヤリしていてはいけないのだが・・・。