アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

メガネなしサバイバル生活6日目

4月19日(水)図書館でメガネを紛失した。老眼がすすんで新聞が読みづらいので、外していたのが悪かった。スマホに電話が掛かってきて慌てて館外に出た時、何処かへ落したらしい。

 

困った。

買い替え時期を迎えたメガネなので惜しくはないが、メガネがないと車に乗れない。その日は恐る恐る車で帰った。

 

私は、72歳の分別盛り。おまけに運転がものすごく下手なので、不便でもメガネなしで車には乗らないと深く決意。

 

20日(木)早速メガネ屋さんに出掛けた。

家からJR駅までバスで250円。出掛けるたびに往復500円の出費は痛いので、歩くことにした。

高台を下り駅に着くのに60分、電車に乗ってお店に到着。

パーソナルカラー診断をしてもらい、鏡をのぞいたら疲れ果てた婆さんがいた。

 

我が家には鏡が3つある。姿見と洗面所と風呂場。

それらの鏡は「お美しい」とまでは言わないが「まだまだ若い」と囁いていたはず。

だが、どれも嘘つき鏡のようだ。

 

メガネの引渡しは27日。それまではメガネなしのサバイバル生活。

メガネが届いているかもと21日(金)も図書館に行ってみたが「届いてますよ」の声はなし。

 

22日(土)食料がほぼない。

食料調達の手段はいくつかあるがお金がチャージしてあるスーパーへ徒歩で行くことにした。

 

最近朝日新聞で見つけた「豆腐のキムチ煮」に凝っていて

豆腐、ニラ、キムチ、シイタケなどを購入。リュックを背負い坂をのぼって帰宅。

 

実際に作ったのがこれ

ちょっと水が多かったかも。

 

23日(日)図書館へ行き、足を延ばしてダイソーで買い物。便座シート、重曹、タオル。

 

24日(月)食料調達のため再びスーパーへ。

和そば3個で98円、きざみねぎ、切干大根、真アジ、食べる小魚など軽いものを購入。

60分以上掛けて、リュックを背負い坂をのぼって帰宅。

 

25日(火)雨が降りそうなので、外出を控えている。

私は体力に自信がないので、毎日坂を上り下りするなんて身体がもたないと思っていたが、自分のペースでゆっくり行動すれば、翌日に疲れが残らないことが分かった。

 

「70歳代はまだ身体が動く。問題は80歳、90歳代」と聞いたことがある。今回のメガネ紛失事件は自分の体力の限界を見極める良い機会だったと思う。

 

メガネを受け取った後も、時々は徒歩で遠出をするのもいいかもしれない。