アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

「サボり体質」がいのちを救う

今週のお題「サボりたいこと」

投稿をサボったため、次のお題に変わってしまった。

私は基本的にサボりである。子供の頃は、家の手伝いを一切しなかったし、将来、他人のために家事することは避けたいと思っていた。
勉強は好きだったが、高3の時には後一歩の頑張りが利かないことを自覚していた。
就職後も、好きな仕事は頑張ったが、それ以外の処では目立たないようにしていた。
そして、女性が「長」に選ばれない分掌を選んで、所属していた。
「性格が悪いのか」と考えたこともあるが、最近、体力不足が原因だと気付いた。
母は私を妊娠中、空腹でも「もう一杯ご飯が食べたい」と言えなかったそうだ。
それが原因なのか、私は153㎝と小柄で、上半身が貧弱でヘタレである。

 

芭珈紗:サボりって、自衛本能の現れじゃないかしら?
ビン坊:どういうこと?
芭珈紗:昼は仕事、夜は地域活動にと頑張っていた先輩が、30歳直前で過労死した。
ビン坊:フ~ン。
芭珈紗:私も30歳過ぎた頃、仕事と地域活動で忙しすぎて身体が動かなくなった。あのまま続けてたら先輩と同じ運命だったかも。
ビン坊:身体が丈夫な人には、分からない悩みよね。
芭珈紗:ところが、そうとは限らないかも。
ビン坊:ハァ~、どういうこと?
芭珈紗:学生時代の同級生が2人、40代でガンで亡くなってる。2人とも「身体が丈夫」と自慢する程の人だったのに。
ビン坊:何が原因だと思う?
芭珈紗:家庭生活が大変で、限界以上に頑張り過ぎたんじゃないかしら。
ビン坊:その点、アンタはいいわね。ボ~としてて。
芭珈紗:54歳の時、諸般の事情で選挙で選ばれて重責を担ってしまって・・・。
ビン坊:目立たないようにしてたのにね。
芭珈紗:もう、諸般の事情としか言いようがない。ハマる時はハマるのよ。
夏には不整脈が出て、通院して薬を飲みながら3年間職務を全うした。
ビン坊:あら、アンタもやる時はやるのねぇ。
芭珈紗:その後、管理職から次のポストを打診されたときは、毅然と断った。
認められて嬉しいとか思ってホイホイ引き受けたら倒れると思った。
ビン坊:そういう自己防衛のためのセンサーは発達してるのね。

 

 

ナマケモノ

写真は「ウィキペディア」より

「サボり」は必ずしも悪いとは言い切れない。
華々しく活躍して短く生きるのも、細々と長生きするのも、好みの問題???