アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

ボケ防止に頭の体操「消えた1円の謎」

昨日12月8日付の産経新聞のコラムに、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑に関して、こんな記事が掲載されていた。

 

私は小さな人間で、身近な事象には腹を立てることもあるが、自分ではどうしようもない巨悪に関しては鈍感である。これでは権力者の思う壺。いけないとは思うのだが・・・。

 

今回も、本筋とは違う小さなことが気になった。記事の冒頭部分である。

 

その部分を引用すると

3人連れの旅行客が宿に泊まった。宿泊料は計30円。1人10円ずつ出し合った。帳場から「これはサービス」と5円を返すよう言われた従業員は、そのうち2円を懐に入れ、3円を客に渡した。客の負担は1人9円ずつで27円、従業員がごまかした2円を足しても29円にしかならない・・・。(引用終わり)

 

これを「消えた1円の謎」と言うらしい。

ボケ防止になると思い、消えた1円はどこに行ったかを考えてみた。

 

●客の負担した1人9円ずつ計27円と、従業員がごまかした2円を足すのが間違っている。

●等式が成り立つのは 客の負担額=宿側の収入 なので

客の負担額 9円×3=27円  宿側の収入 宿泊料25円+従業員の懐2円=27円

で計算は合っている。

 

 

さて、9日の朝、ブログを書いていると、こんな記事が流れてきた。

自民党安倍派(清和政策研究会)が政治資金パーティー券のノルマを超えた販売利益を議員側にキックバック(還流)した裏金疑惑で、岸田文雄首相は還流を受けていた疑いが浮上した松野博一官房長官を交代させる検討に入った。事実上の更迭。

 

これだけで終わるのか。政治音痴の私でも、今後が気になる所ではある。