アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

美味しいものを食べると元気が出る

私は料理が下手だ。自分が作ったのでなければ見向きもしないレベルだと思う。



芭珈紗:昨日食べたお弁当の卵焼きがやけに美味しかった。
ビン坊:何か理由でもあるの。
芭珈紗:いつも味付けに使う「だし醤油」のパックをカラにしようと醤油を多めに投入した。
ビン坊:フ~ン。工夫した結果じゃなくて偶然の産物なのね。いい調味料を使うと料理が美味しくなるって言うけど、その「だし醤油」は割りといい品なんじゃない?
芭珈紗:ただ小さいパックを選んだだけなんだけど気に入ってる。美味しいものを食べると元気が出るし幸せな気分になる。
ビン坊:他にも何か美味しいものを見つけたの?
芭珈紗:「癖になるにんにくチーズブレッド4枚入り」218円が何日か前66円に値引きされてたので買ってみたら、美味しかった。
ビン坊:で、癖になって今度は90円になってたのをまた買ったわけね。
芭珈紗:他にも美味しいものを発見した。玉ねぎを入れすぎて失敗したカレーを分量を守って作ったら美味しかった。

ビン坊:「カレーに入れるのは鶏ももと玉ねぎだけ」ってとこが手軽で気に入ったんじゃないの?どこまでズボラなんだか。

 


私が住む地方の人は「安く手に入れた」のを自慢する傾向があるという。
私もその気風にスッカリ染まったようで、ちょっと変わったものを安く買うのが好きだ。
節約に励んだお陰で、最近、健康でさえいれば老後は何とか切り抜けられそうな気がしてきた。
「人生を楽しむ」と言っても特に贅沢や旅行がしたいわけでもない。
安くて美味しいものを探すとか、今後は自分を大切にしてみようかという気になっている。