アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

手持ちのスーツを着倒すことにした

私の家は高台にあるので、この時期になると朝晩寒いくらい。今日も着る服に迷った。
イズミヤの閉店セールで買った3着の定番カットソーのうち2着は既に捨ててしまっている。

 

芭珈紗:この秋は何を着ようかと思案してたら黒のパンツスーツを思い出した。
ビン坊:54歳の時、式典の司会をする羽目になって慌てふためいて買ったスーツね。
芭珈紗:それを買った時、お店の人が「普段にも着たらどうですか」と言ってたけど。
ビン坊:結局、式典とお葬式の時しか着なかったよね。
芭珈紗:弟も義妹も亡くなったから、もうお葬式に着る機会はないと思う。
ビン坊:次の葬式は自分の葬式だったりして。
芭珈紗:そんなワケで日常的に着ることにした。森英恵さんの黒いスーツも素敵だったし。
ビン坊:アンタ、森さんの真似はできないよ。陰気にならないように気を付けることね。

 

姿見鏡に写った自分の姿をスマホで撮影。

 

退職してストレスが無くなりお腹が凹んだので、着てみたらウエストもピッタリ。
終活の一環として、制服のように十分着倒してから捨てようと思う。
制服だと何を着るか考えなくて良いから楽ちん。