アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

公園で実習中にゲームのお誘い?

今週のお題「好きな公園」

私の出身大学の近くに都市公園があった。私は出不精なので、散策を楽しんだ記憶はない。
そんな私でも「公園」と聞くと思い出すことがある。

 

芭珈紗:大学の2回生か3回生の頃、中堅男性助手の先生と女子学生12人が公園へ
プラナリアの採集に出掛けた。
ビン坊プラナリア

   「ウィキペディア」より 

芭珈紗:清流に生息する扁形動物。切断しても再生するので有名。
ビン坊:それが、公園の清流にいるワケね。
芭珈紗:途中、芝生の上で休憩してると、若い男性が先生に話しかけてきた。
ビン坊:何の用だったの?
芭珈紗:「ゲームでもしませんか?」と持ちかけたらしい。先生は「実習中だから」と
断ったそうよ。学生の1人が「スゴい振られ方」とか言ってたなあ。
ビン坊:アンタにもそんな時代があったのね。そのシワや白髪からは想像もできないわ。

  カエルの合唱のイラスト

予算が少なかったらしく、実習用のカエルは大学の付属小学校のプールで採集した。
先生は「麻酔用のクロロホルムがないから、脳振盪を起こさせましょう」と言って、
机の縁にカエルの頭を叩きつける方法を教えてくれた。
解剖の途中でカエルが目を覚まし「キャー」という悲鳴と共に実習が終了したことなど、
思い出してしまった。
当時の女子学生12人の内、2人が40代で亡くなっている。