私の周囲には杖をついている人が複数いる。身内の年下男性と学生時代の知人は私より元気だったはず。明日は我が身、ということで、介護予防のためハガキを投函しに行くついでに散歩。
市民グランドの土手にススキ
枯れてもスクッと立っている姿は嫌いではない。
土手の木々は丸裸。
枝の描くラインが美しい。
遊歩道の木々も丸裸。
すべてを脱ぎ去った姿が美しい。
木々は今、リセットの時期。
さあ、石段を登って帰ろう。
石段の両側に小さな春が。
これはキュウリグサ。
茎や葉を指でもむとキュウリとよく似た香りがする。
これはホトケノザ。
葉の形が仏様の台座のように見える。
これはノボロギク。漢字で書くと「野襤褸菊」。
ボロギクに似ていて野に生えるので「ノボロギク」。ボロギクは小さな花が集まって咲く様子が、ボロ切れの集まりのように見えるため、この名が付いたという。
これはオランダミミナグサ。
これはカラスノエンドウ。
天ぷらやおひたしにして食べられるそうだ。
これはネコジャラシだが、正式名称が思い出せなかった。ボケの始まりか。
帰宅してから、思い出した。「エノコログサ」だった。
花穂が、犬の尾に似ているので、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサと呼ばれるようになったそうだ。こう覚えればもう忘れることはない。
散歩は、ボケ防止にもなりそうだ。