アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

冷蔵庫が壊れた?

先日の出勤日の朝、冷蔵庫を開けたら冷えていなかった。購入したのは22年前。「ついに壊れたか」と気が動転した。冷凍室を確認すると冷えていたので、肉をラップに包み冷凍室へ。「買い換えにいくら掛かる?」「窓から搬出する費用は?」など無数の懸念が頭の中を駆け巡る。念のため、温度調節つまみを「強」にして出勤した。

 

芭珈紗:この間、冷蔵庫が冷えてなくて、ビックリしたわ。
ビン坊:壊れたの?
芭珈紗:違うの、食料品を詰め込み過ぎただけ。
ビン坊:シングルでもそんなに大量の食料品を入れるわけ?
芭珈紗:冷蔵庫の中をカラにしてからドッサリ買い込むのよ。
ビン坊:それを詰め込んだわけね。
芭珈紗:温度調節つまみを「弱」にしてたのも原因の一つ。「強」にしたら冷えてきたもの。
ビン坊:アンタ、電気代をケチるにも程があるわよ。食中毒に気を付けないと。

  白い冷蔵庫のイラスト         
「冷蔵庫に物を詰め過ぎると冷えない」と聞いたことはある。しかし、手抜き料理ばかりの我が家には関係ないと思っていた。私はセッカチで、深く考えずに行動しては失敗ばかりしている。冷蔵庫が壊れたと早とちりして電器店に行かなくてよかった。電器店に行けば「買い換えの時期ですよ」と言って、その気にさせられていたに違いない。