アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

大阪のオッチャン① 地味にお茶目

大阪のオバチャンは全国的に有名らしい。そりゃあ、そうだろう。あのヒョウ柄の印象は強烈だ。では大阪のオッチャンはどうか。オバチャンの陰に隠れて印象は薄いが、地味にお茶目な人が多いのではないか。

 

芭珈紗:大阪のオッチャンってユーモアの分かる人が多いと思う。
ビン坊:何でそう思うの?
芭珈紗:駐車違反か何かで警察署に行ったことがあってね。
ビン坊:ヘ~ェ
芭珈紗:青切符を渡されてお詫びを言って帰ろうとするとね。
ビン坊:何かあったの?
芭珈紗:警察官が「ちょっと」って呼び止めるの。
ビン坊:何か用だったの?
芭珈紗:「切符を返して下さい」って。
ビン坊:何それ?
芭珈紗:「何かな」って見てたの。そしたら、切符の性別の欄を「女」に訂正してた。
ビン坊:ハ~ァ
芭珈紗:「よく間違われるんです」って言ったら・・・。
ビン坊:何て答えた?
芭珈紗:「いじめんで下さい」だって。
ビン坊:アンタ、市民を守ってくれる警察官をからかっちゃダメ。

  怒る警察官のイラスト(男性)
警察官は立場上、威圧的な物言いをするのが常だと思っていた。しかし、何とも味のある飄々とした人もいることに気がついた。大阪のオッチャンは、仕事を離れたら、案外チャーミングかも。