アラセブシングルの老境サバイバル日記

往年の「若さと美貌」はどこへやら 、到達点は何と「馬鹿さと貧乏」だった。

大阪のオバチャン③ 上には上が

今日は週1回の通勤日。最寄駅であるS駅始発の普通電車を利用。席に座り体力を温存するためである。そして、乗り継ぎの際の移動距離が最短になるような席をねらう。ところが最近、強敵が現れた。

 

芭珈紗:私、S駅始発の電車で通勤してるの。S駅で全員降りるはずなのに、降りない人がいるのよ。
ビン坊:疲れて眠り込んでるんじゃないの?
芭珈紗:私も最初はそう思った。けど、違うのよ。
ビン坊:じゃあ、何?
芭珈紗:始発駅で席を取るため、隣の駅から乗ってくるのよ。しかも私が座りたい席から動かないの。
ビン坊:そりゃ、勝ち目がないわ。
芭珈紗:その席をねらってた人がもう一人いるの。若い女の子。
ビン坊:朝からバチバチ、無言の戦いやね。
芭珈紗:その女の子、1番いい席をオバチャンに占拠されて2番目にいい席にねらいを換えたみたい。私は2番目の席も譲ってオバチャンの隣に座ったの。
ビン坊:アンタ、それは年齢相応の賢明な判断よ。

   スーツを着たおばさんのイラスト

おっしゃる通り、朝から席の取り合いが出来るほどもう若くない。体力温存のために座る。その座席獲得のために疲れては本末転倒。座って通勤できれば、それでいいではないか。

 

 

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